【注意！】
本ページには、キャラクターに関わる公式とは無関係な二次設定があります。ご注意ください。
ゲストはあの大物探偵！
百合子「みなさんこんにちわ〜、探偵リリィナイトスクープ！の時間になりました。」
百合子「えっと〜。今日は特別会です！」
百合子「それでは青羽さん、お願いします！」
美咲「みなさんこんにちわ〜！」
美咲「今日の放送はきっと視聴者のみなさんも驚かれますよ〜！実は、番組始まって以来の大物ゲストをお招きしております！」
百合子「すごい！！ゲストなんて初めてですね！」
百合子「一体どなたがいらっしゃるのでしょうか！？」
美咲「なん、なんと！」
美咲「人気アイドルでありながら探偵としても名高い、白石紬さんをお呼びしております！」
美咲「それでは白石紬さん、どうぞ〜〜！」
探偵白石紬
白石紬「こ......こんばんわ。あの......番組のみなさま、今日はよろしくお願いいたします」
美咲「白石紬さんはアイドルとしても活躍する傍ら、私設探偵としても難事件の数々を解決した実績があります。なんだか局長そっくりですね！」
紬「ご紹介いただき光栄に存じます」
紬「うち.......私は、探偵としてはこのような番組に出るのは初めてですので、少々緊張しております。」
美咲「今回白石さんをお呼びしたのは、実は局長の強いご希望があったからなんです！」
紬「七尾さんが、ですか？」
美咲「はい。それではこの後は局長から、ご説明をどうぞ！」
百合子「白石さん！お初にお目にかかります！いえ......アイドルのお仕事では、これまでも何度か現場でお会いしていますね！」
紬「そうですね、七尾さんとはアイドルとしては何度かお顔を拝見しております。ですが、今回は探偵としての私にお話があると......」
白石紬の秘密
百合子「実は私、探偵白石紬には......秘密があるんじゃないかと思っているんです！」
紬「うちの......いえ、私の秘密......ですか？」
百合子「はい！白石さんの解決した事件について調べたのですが、探偵白石紬の推理の切り口があまりにも鮮やかすぎるんです！」
百合子「これはきっと、何かが普通の人と違うと思うんです！」
紬「アイドルとしてお仕事をしながら、かたや探偵もするというのは、確かに普通の人とは言えないとは存じます」
紬「でも、それは七尾さんもそ.......」
百合子「いえ！そうではなく！探偵白石紬の未来から来たのではと思える洞察力や、事件を本当に見ていたかのような完璧な推理......」
百合子「探偵白石紬は、ひょっとしたら未来人なのかも......いや、そうでなければ並行世界の住人なのかも！」
百合子「それにその髪色も、とても珍しくて神秘的ですよね！きっと出生の秘密の一つや二つは何かあるはずで......」
紬「！！」
美咲「百合子さん、百合子さん、一旦落ち着いてください。」
美咲「白石さんすみません、局長はたまに推理ではなく妄想の世界に入ってしまうことがあるんです。」
二人の力で
紬「いえ、青羽さん。実は私には確かに秘密があるのです」
紬「......というより、秘密があるのではないかと疑っているだけなのかも知れませんが」
百合子「ほ、本当にですか？私の妄想がたまたま当たることはいつものことなんですけど......」
百合子「でも、触れてはいけないような話を聞いてしまったような」
紬「七尾さん。私の髪の色のことを仰いましたね。確かに、両親とは異なります。それに、白石家の親戚にも同じような髪の色は一人もおりません」
紬「そして私は、幼少期のことをあまりよく覚えていないのです。それと......何故か実家には５歳くらいまでの写真がありません」
紬「こんなことを他人に話すのは初めてです。ただ......なぜか七尾さんには話しても良いのではと感じてしまいました」
百合子「白石さんのご実家は、歴史ある呉服屋だと聞いておりますが」
紬「はい、育てていただいた両親にはとても感謝しております。ですが......どこかにもっと強い繋がりを持つ人の存在を感じるのです」
百合子「白石さん......私でよければ、一緒に調べさせてもらえないですか？」
紬「私も七尾さんの探偵としての手腕はよく存じ上げております。是非......お願いできますでしょうか？」
百合子「こちらこそ、よろしくお願いします！」
百合子「それから、私のことは『百合子』って呼んでください！」
紬「わかりました、百合子さん。それでは私のことも『紬』とお呼びください」