行方不明のアイドルを追え!!(2)


百合子「そうですね、それでは今回は亜利沙さんにお願いできますか」


亜利沙「は、はい!絶対に見つけ出しますっ!」


百合子「もちろんわたしも同行します。だって所長ですからね!わたしも探偵の仕事がちゃんと出来るんだってところをアピールしておかないと!」


亜利沙「え、所長もですか!? わ、わかりました。それでは早速出発です!」



・・・




亜利沙「こっちかな、いややっぱりこっちかな......」


???「む、あのちんちくりんな二人は確か弱小プロダクションの......」


・・・



百合子「亜利沙さん、全然見つからないんですけど、ひょっとしてさっきからずっと当てずっぽうとか......?」


亜利沙「そそそそ、そんなことは。いつもならありさの勘ですぐに見つかるはずなんですけど......」


百合子「やっぱり当てずっぽうだー!」


???「君達、さっきから何か探しているのかね?私が力になれるかも知れないよ」


百合子「え、突然どちら様ですか。そ、そうだ。この辺りで花嫁姿のアイドルは見かけませんでしたか?」


???「花嫁姿......ふむ。それなら先ほど見かけた気がするなぁ」


百合子「本当に花嫁を見かけたんですね?」


???「ウィ。このスーパーエレガントな私の目に間違いはない。ついてきたまえ」


亜利沙「所長〜! 見るからに怪しいですよ!! こんな黒い人の言うこと信用してはダメです!」

黒い人について行く?

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